« 大学入試を考える(8) | メイン | 大学入試を考える(10) »

大学入試を考える(9)

5.面接
・面接試験の特長と内容
面接試験は他の試験と決定的に違う点があります。それは相手が「人」であるという点です。人によっては過大な心理的プレッシャーを感じる試験だと言えます。
面接試験では意欲、適性、社会性、人間性などがチェックされています。話している内容にブレがないか、自分の言葉で話しているか、マナーや態度が備わっているか、などの資質が、角度を変えた質問で試されています。
実際の面接は面接カードや志望理由書の内容に基づいて行われるので、慎重かつ丁寧に書き、その内容を覚えておくことも大切です。

・面接試験の形式
面接の形式は大きく分けると個人面接、グループ面接があります。個人面接では面接者の視線を一手に受ける緊張感があり、グループ面接では他の受験生との比較から焦りやプレッシャーが生まれます。いずれの場合もその雰囲気に飲まれないよう、冷静に対処することが求められています。日頃から何事にも落ち着いて、冷静に対処する習慣を身につけておくことが大切です。