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教科より~地理 都道府県テスト

中1の地理を担当している中井・瀬田です。 社会科地理的分野の1年生では、「日本地理」を中心に学習します。 現在、都道府県名と都道府県庁名を覚え、正しい漢字で書けるように指導しています。小学校で学習しているようですが、忘れてしまった人や間違った漢字で覚えている人がいます。学習プリントを渡していますので、家の方にも協力していただいて、もう一度しっかり覚えてください。

連休明けに各クラスで「テスト」を行います。 0021_5a.gif

間違いやすいもの
新潟、宮城、宮崎、茨城、群馬、滋賀、埼玉、岐阜、熊本、札幌、那覇
注意:松江・高松・松山の3つ。
    仙台や名古屋は県名ではありません。

県に関する補足説明です。参考にしてください。

県名と県庁所在地が一致しない岩手・宮城・群馬・茨城・石川・愛知・三重・香川の県名は、古代におかれた郡名に基づくもので、その多くは県庁所在地の郡名である。それぞれに事情がありますので調べてみてください。

「横浜」と「神戸」は、特別な例です。江戸時代に「神奈川」と「兵庫」は港町をして栄えていましたが、江戸時代末の開国のときに神奈川のはずれの横浜と兵庫のはずれの神戸が、外国船との貿易を行う場所となりました。当時の人々の感覚では、横浜は神奈川、神戸は兵庫の一部であり、古くからなじんだ神奈川と兵庫は県名とされました。ところが、しだいに開港地である横浜や神戸が栄え、そこの地名が市の名称になりました。現在でも横浜市の中心部の西方に神奈川が、神戸の中心部の西方に兵庫の地名が残っています。