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「良薬は口に苦し」

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教員をしていると、
当然毎日いろいろな機会で中学生たちと話をするわけですが、
正直なところ、
『うわ、それは鋭い指摘だなぁ』ということもままあります。

「先生、こんな時はどうしたらいいんですか?」
「先生、それした後なにしたらいいの?」
「この問題、この答えやったらアカンのですか?」

そんなとき、
『う~ん、せやなぁ…こうしてみたら?』
『そうやねぇ、どうしたらいいかなぁ 考えてごらん』
『その答えもいいね、よく思いついたね』
  などなど、

いろいろと大人の知恵とコミュニケーション能力で対応するわけですが、
そういった子どもたちからの指摘というものは、
今後の教育活動の改善のために非常に有用だったりします。

昔から「良薬は口に苦し」と言いますが、
そういったある意味で「苦い」経験こそ記憶に鮮明に残り、
より良い指導の血肉になるというものです。

さて、中学生のみなさん。
あなたたちにとっての「良薬」とは何でしょう?
今、言われて「苦く」感じること。
テストが続々と帰ってくる今だからこそ見えない事も有るというものです。

"The best advice is the hardest to take."
(最高の助言は受け入れるのがこの上なく困難なものだ)
うるさい大人の言うこともたまには素直にゴックンしてくださいね。