学園ブログ

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70周年記念

2022年03月17日

「道しるべ」(新文化館)レポート


記事を読まれる頃、「道しるべ」(新文化館)は「図書館の本棚」「講義室の机・椅子」「プロジェクター」などの工事が佳境を迎え、3/24の創立70周年記念式典で、初めて披露される予定です。

すでに児童・生徒の皆さんには、この建物に飛び立つ‘3羽の雲雀’が見えていることと思います。実は、このデザイン、20年前の創立50周年の記念品のために作られていたのです。作者は、当時サントリーデザイン部だった牛島志津子さん。今回、当時の作られた思いを送って頂きましたので、ご紹介致します。

「学校の少なかったその地に学校を作り、子供達の教育の大切さを代々繋いで来た学園の主役の子供達の姿を、雲雀の切り絵で表現しました。青空を高く飛ぶ雲雀のイメージは、まだぎこちなく、力強さはありませんが、3羽の鳥が助け合って空を高く飛ぶ、そんなイメージで色紙の切り絵にしたのが原画です。子供達が人と助け合うこと、広い世界へ自由に飛び立って行って欲しいと願いを込めました。」

今回、雲雀丘学園に、初めてデザインされた雲雀が飛びました。建築に携わった我々も、牛島さんと同じ想いでいます。この「道しるべ」が、児童・生徒の皆さんが集い、交わり、主体的に学ぶ場となり、命が吹き込まれることを願っております。