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夏休み、しっかり学んで楽しんで

いよいよリオ五輪が開幕しました。明日からは甲子園の暑き戦いも始まります。日本列島はこれからうだるような暑さがしばらくは続きますが、日本人選手の活躍に、高校野球の熱戦に心がわくわくする毎日を楽しみたいと思います。
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さて今年もサントリーサンバーズがやってきました。今年は南ひばりガ丘中学、御殿山中学の女子バレー部も一緒になっての指導を受けました。今年の2月7日、バレーボール・Vリーグ、サンバーズVS豊田合成戦に、雲雀丘学園は総勢100名の大応援団を構成し、応援に臨みました。リーグ戦首位の豊田合成にそれまで2敗、1セットも取れなかったのですがなんとこの日は、雲雀丘学園の大声援に後押しされ、3:0のストレート勝ち、やればできるの本領を発揮してくれました。

そのサンバーズの指導を受けます。親しみもいっぱいです。選手の中には日本を代表するあの柳田選手もいます。ふだんは顧問の先生の指導もがなかなか聞かない生徒も、選手からのアドヴァイスは素直に耳にはいるようです(顧問の先生談)。確かに2時間の練習にメキメキ上達していく様子がわかります。

今年は100名余りの中高のバレーボール部の生徒が指導を受けました。サンバーズのジルソン監督はじめほとんどの選手、スタッフが来校し生徒にわかりやすく丁寧に教えていただきました。時には激しいボールも飛んできましたが、あこがれの選手のボールに生徒は果敢に飛びつき、その目はキラキラと輝いていました。この経験は必ずや将来の宝になると思います。最後の質問コーナーでは女子生徒が柳田選手に「どんな女性が好きですか?」と聞いていましたが「あきらめずに一生懸命がんばる人です」とのことでした。

また生徒の中には、小さいころから地元のバレーボールチームに入り、そこでサンバーズの指導を受けたことがありましたが、そのことを話すと、「よく覚えています」と言われ、感激したとのことでした。将来の夢は学校の先生になること、そして教えてもらったバレーの喜びや礼儀を子供たちに伝えたいとのことです。

同じ日ですが、「第29回大阪地区・学生いけばな競技会」(小原流主催)が大阪・本町で開催されました。大阪地区ですが、名古屋以西、九州四国を除く西日本です。今年は精鋭41校が参加しました。

今回も雲雀丘学園華道部は大活躍、個人の部で最優秀賞には7人のうち3人が雲雀丘から選ばれました。また団体賞は優勝こそ逃しましたが、高校生チームが2位を、中学生チームが3位を取り、総合力を発揮しました。家元からは「雲雀丘は毎年多数の上位入賞を果たし素晴らしい」との言葉が寄せられました。

華道は活けた花を真ん中にして人の輪ができ、コミニュケーションが生まれ、文化が広がります。争いを好まないおだやかな世界があり、これは雲雀丘学園の校風にも共通するところがあります。私はもっと生け花を勉強する生徒がいてもいいと考えています。(2016.8.6)