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ICTは生徒の成長に繋がる

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先日、ロイロノートの説明会が中高等学校で開催されました。少しの時間しか参加できなかったのですが、昨年訪問した東京の佼成学園でも活用されていたのでその訪問のことをお伝えしたいと思います。

昨年8月NHKBS1で「スポーツイノベーション」という番組が放送されました。
佼成学園アメリカンフットボールがiPadを活用し相手の攻撃、守備を分析し勝利したという内容でした。監督コーチが分析するのではなく、生徒自身が部員同士で分析し、それに対する作戦を決めていました。皆が認識を共有するためのツールとしてiPadを楽しそうに活用していました。

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その佼成学園を訪問する機会がありICTの活用について説明していただきました。
ロイロノートを活用した授業では、全員が考え、全員の答えが表示されていました。当てられた生徒だけが答えるのではなく、全員が考え答えを出す、全員が参加している。寝ている生徒はいませんでした。
ICTを使う授業に対して準備が必要です。いろいろなソフトがありますが、先生方もオリジナルで工夫されています。その時間を作るために、教務関係の仕事をICTを使い削減する取り組みもされていました。

受験生 保護者からも雲雀丘学園のICTの取り組みについて質問があります。その時に下記のようにお答えしています。
雲雀丘学園では全教室にプロジェクターが設置され、ICTを活用した授業が実施されています。ICTを活用することで学習に対する意識を高め、その上で「本物の学び」等で自分のやりたいことを見つけてもらっています。偏差値で大学を決めるのではなく、自分の将来を見据えた大学選びができるのが雲雀丘学園です。
(学園広報部長 志水正彦)