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源氏物語

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「いずれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかにいとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」

フェスティバルホールで市川海老蔵の源氏物語第二幕~朧月夜から須磨・明石まで~を観ました。
前半は歌舞伎とオペラ、後半は歌舞伎と能のコラボレーションにより、光源氏の心の闇を語る演出でした。
日本舞踊や生け花といった日本文化も織り込み、古典を堪能するひと時となりました。
一方、新技術であるプロジェクションマッピングによって淡い墨絵の世界をあらわし、舞い散る雪(もしくは桜)、滝に落ちる水の流れや巻き起こる風もみごとに表現されていました。
市川海老蔵の伝統を守る心と革新的な挑戦心の両面を心行くまで楽しんだ2時間でした。

さて、この話のどこがICTに関係するのでしょうか?
私にもよくわからないのですが、海老蔵がこの舞台で伝えたいこと、それが伝統および革新さまざまな方法で私の五感を揺さぶり心の深くに感銘を伴なって届いたということ自体に驚いたのです。
なんとなくこのことが“ICT教育”の目指すことと繋がっているというように思った次第です。
最新のテクニックや機器をも使い、何に気付くのか?どのように考えるか?どんなことを伝えるか?
次はぜひ能を鑑賞したい、西宮で予定されている魔笛も鑑賞してみたいと思いました。
(雲雀丘学園幼稚園長 平尾 聡)

園児の創造力~葉っぱの製作~
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