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恩師の背中

 私が今こうして幼稚園の先生を続けていられるのも、節目節目で様々な方たちに指針となることばをいただけたからです。その中でも私が就職した時の森永園長先生は、たくさんのことを気づかせてくださいました。多くを語る方ではありませんでしたが、私の背中を見て学びなさいという方でした。その背中を見て学んだことは今の自分につながっていると思います。先生にはマニュアルやゴールはありません。

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(掲載写真は当時通っていた頃の幼稚園舎と川)

日々、これでいいのか?と問いかけます。そんな中で、卒園児が「先生のような幼稚園の先生になりたい」と会いにきてくれたことで、自身が行ってきたことに少しだけ自信がもてたと同時に私が子どもたちにとって背中を見せ、心に響くことばを残す立場であるのだという重責を感じました。これからも、先生と出会ってよかったと思ってもらえたらと同時に森永先生をはじめ、私に多大な影響を与えてくださった方々に恥じないよう頑張っていきたいと思います。
(雲雀丘学園幼稚園 大冨 亜紀)