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防災の日

 今日は防災の日です。
今年も各地で多くの自然災害が起こっています。特に地震は季節や場所に関係なくおこります。日本で暮らすということは、地震と一緒に生きていくこと。地震がおきた時に「自分たちに起こること」を想像するのが、防災のはじめの一歩だといいます。

 地震イツモマニュアル/地震イツモプロジェクト・編、寄藤文平・絵、プラスアーツ・監修(ポプラ社)
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       「Save Yourself」 自分の身は自分で守ること。  

 10年前に出版された地震イツモノート(ポプラ社)という本は、阪神・淡路大震災の被災者の声と工夫をまとめたもので、防災を身近に考える「キモチ」の防災マニュアルでした。それを誰もが使えるかたちに、一番必要で基本的なことをすぐに実践できるマニュアルにしたのがイツモマニュアル。

 「ガス、消しに行かなくていいんです」覚えておきたいガス知識や、「災害時しか使えない」から「災害時も使える」防災グッズ、割れないガラスはない、ガラスを凶器にしない「割れ方」と「割れたあと」 SNSのアカウントがあなたを守るなど、東京ガス、グーグル、ツイッター、日本赤十字社などのコラムも掲載されています。

 人には危険や脅威を軽視しようとする心理があるそうです。直面するまで迫り来る危険を認めようとしない、心理用語で「正常化の偏見」といいます。だからこそ「もしも地震が起きたら・・・」の『モシモ』と日常の『イツモ』の壁をなくす事が必要なんだそうです。