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タイミングとバランス

長くシリーズ化してきた「春休み前に」シリーズも最終回です。
最終回はタイミングとバランスについて考えます。
以下は難関大学合格者の勉強時間をグラフ化したものです。
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(https://www.toshin.com/first_grade/start.phpより引用)
3年生になって年間2111時間の勉強時間を積み重ねることができるのは、高1・高2での勉強習慣が確立しているからです。「高3になってから受験勉強を始めればいいや」「まわりの友人も大して勉強していないからいいや」と考えて、高1・高2のときに学習を怠ってしまった受験生は、高3になってから急に学習しても簡単には追いつけない差が開いてしまいます。「高1から目標を持って学習する」。それが難関大合格のための作戦です。
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勉強のタイミングとバランスはそれぞれの目指す大学によってやるべきことが違ってきます。ただ、一般的に言えるのはとにかく英数国の土台が必要であるということです。自分がどの路線にのっているのかを客観的に見、戦略を練ることが大切です。切り替えの一番ベストのタイミングが高校2年生の秋です。10月の末に行われる進研模試でどのラインにのっていくのかを判断してもいいと思います。

タイミングとバランスを間違えるととんでもない方向にいってしまうこともあるので注意が必要です。方向性と目的を意識し、考えること。時間と努力を投資して素晴らしい人財になってくれることを期待します。