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ちょっといい話

 4月18日(火)、近隣の女性から次のような嬉しい電話が寄せられました。
  「朝、路上に捨てられた子犬を保護しようとしていたところ、突然、犬が走り出し、危うく車に轢(ひ)かれそうになるのを、通りかかった貴校の生徒が手助けしてくれたおかげで、大きな事故になるのを防ぐことができました。礼儀正しく高校生らしい爽やかな態度に感動しました。学校でしっかりと指導されている様子がうかがえました。本当に助かりました。有り難うございました。」という内容です。
 早速、調べてみると早朝練習に向かっている野球部の二人の生徒であることがわかりました。本人  達は目の前で困っておられる方がいれば助けてあげるのは当然のことであるという素直な気持ちで自然と行動したようです。昨今、ともすると自分のことだけを考えて、周りに困っている人がいても救いの手をさしのべようとしない傾向があるように感じます。すべての人間は一人で生きているのではなく、多くの人達から支えられている、言わば〝生かされている〟と考えなくてはなりません。本校の生徒達が〝自分がして欲しいと思うことを他人にしてあげる。自分が嫌なことは他人にしない。〟という『共生』の気持ちを更に育てていって欲しいと願っています。