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地域社会との連携

 本学園に赴任後はや一ヶ月が経過しました。この間、近隣の自治会長様はじめ、警察署、消防署、阪急電鉄等を訪問させていただき、生徒指導に対する協力をお願いしましたところ、皆様から丁重な前向きのお言葉をいただき心強く感じました。
 本学園の歴史を紐解くと、戦後雲雀丘の地域にふさわしい学校が欲しいという地元の皆様の切実な願いが活発な動きを引出し、昭和24年に小学校が開校、その後学校法人の許可を得て、まず小学校と幼稚園が設置され、引き続き中学校、高等学校が増設されてきたことがわかります。この過程においては入学希望者の増加に伴い、生徒数に見合う用地の確保や校舎の建設が追いつかないといった状態が続き、これを解消するために地元の皆様から絶大な支援をいただき次第に学校としての形が整ってきたようです。すなわち本校のルーツは地域に根ざした学園であると言えます。
 子ども達の育成のためには、学校と家庭の連携が不可欠ですが、地域社会との連携も大切です。昨今教育力の低下が叫ばれていますが、学校と家庭と地域社会が現状のままではますます悪化してしまうかも知れません。これに歯止めをかけていくためには地域社会との共生をはかっていかなければなりません。
 本校としてもこれから開かれた学校づくりを目指し、地域で行なわれる清掃やボランティア活動等への参加も検討していきたいと思っています。
 地域社会の皆様におかれましては、是非忌憚のないご意見をお寄せいただきますようお願いします。