兵庫県高等学校剣道大会予選大会
4月29日、30日の両日にわたり、西宮今津高等学校体育館において第40回阪神地区高等学校剣道大会兼第54回兵庫県剣道大会予選大会が開催され、会長として初めて出席させていただきました。
会場には約200名の選手達が早朝から集結、会場内は熱気に包まれ、大きな声で稽古をする様子は実に壮観でした。私は挨拶の中で「挨拶をはじめ毎日当たり前のことをきっちりできることが将来社会に出て必ず役に立つ。日々剣道の練習を積むことにより、人間としてのしっかりした根っ子を育てて欲しい。」ということを話しました。開会式の後、まず個人戦が行われ、県大会出場権が得られるベスト16の選手を決定、続いて団体戦がスタートし熱戦が繰り広げられました。
本校は個人戦、団体戦双方にエントリーしていましたが、女子の団体戦では甲子園学園を破り見事優勝、個人戦でも準優勝を果たし、男子の団体戦では決勝で関西学院と対戦し惜敗、準優勝という結果になりました。
また、中学校については、東谷中学で行なわれた北摂中学校剣道大会において男女共団体戦と個人戦に優勝、その他上位入賞する等の快挙をなし遂げました。選手達は部顧問の先生方の指導のもと、毎日朝早くから登校し練習を続けていますが、今大会の成果はまさに日頃の鍛錬の賜ではないかと思います。
剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である」という言葉がありますが、剣道を通じて素晴らしい人間に成長してくれることを心より願っています。