現場を見る
9月13日(水)、猪名川中学校の中井重樹校長先生と保護者の皆さん24名が学校見学のためにご来校されました。
冒頭の挨拶で、私は民間企業で勤務していた際に、多くの社会で活躍している人を見てきたが、これらの人には共通点がある。それは社会に貢献するという高い志を持ち、自分の目標に向かってたゆまぬ努力を傾注し、常に自分を律しているということであり、これはまさに本校の校是である『高志』『自律』『努力』そのものである。本校では社会で役立つ力を育てるために、人間教育の充実と学力の向上を目指していくという話をしました。
その後、現在取り組んでいる教育活動や来年度から大きく変更する3つのコース制やカリキュラムの説明をさせていただきました。説明後は学校内の施設の見学と授業参観をしていただきました。短い時間ではありましたが、学校の状況はある程度ご理解いただいたように思いました。
現在、中学や高校への受験生をお持ちの保護者の皆さんは、お子様の進学に対して大きな関心を寄せられていると思いますが、直ちにやっていただきたいことは行動を起こすことです。志望校を選ぶ際に大切なのは、実際に学校に足を運び、学習環境、生徒の目の輝きや服装、態度、先生方の対応等を自らの目で確認していただくことです。
実社会においては、どのような場合でも『三現主義』が極めて重要であると言われています。この三現とは「現場」「現物」「現実」であり、何かを決める時には、まず現場に足を運ぶ、現物を実際に自分の目で確かめる、現実の姿をしっかりと把握する、その上で意思決定をすることです。人の意見や噂、風潮といったものに左右されると正しい判断はできません。
どうかお子さんの将来の進路選択にあたって、三現主義を貫いていただきたいと思っています。
猪名川中学校の保護者の皆さん、足下の悪い中来校いただき有り難うございました。ご要望、ご質問等があればいつでもお申しつけください。