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鉄道の日

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日本には多くの記念日がありますが、10月14日は「鉄道の日」と定められています。わが国の近代化に大きな役割を果たした鉄道は明治5年(1872年)新橋から横浜間を時速30kmで走ったのを記念して、1922年に「鉄道記念日」として制定されましたが、国鉄という色彩が強かったため、1994年に鉄道関係者が集まり名称を『鉄道の日』として今日にいたっています。
今回この鉄道の日を取り上げたのは、実は本校にとって鉄道との縁は極めて深いからなのです。
本校の敷地の北側には阪急宝塚線、南側にはJR宝塚線(福知山線)が通り、南西には阪急平井車庫がある等鉄道とは非常に近い位置になっています。
通学する生徒は、安全面を考慮し阪急雲雀丘花屋敷駅から専用通路・改札を通って学園内に入ることができるようになっており、〝駅から直結〟という交通の便の良さは、本校の大きな特色の一つになっています。
また、学園を訪問された方は、鉄道関連のモノがいろいろ保存・展示してあるのに気づかれると思います。文化館横にはSL車両、体育館前にはSL動輪、小学校下駄箱には列車のプレートがあり、これらを見るだけで日本の鉄道の歴史を学ぶことができます。
そして、鉄道と関係の深い本校には他の学校ではあまり見られない「鉄道研究部」があり、中学1年から高校3年まで15人の部員たちが活動しています。活動の特色は、学園外でのさまざまなイベント参加です。去る10月8日(日)も阪急川西能勢口駅ホームで、鉄道模型運転会を開催しましたが、300名以上の方々が来場されました。次回は、来年の春に川西能勢口駅で開催されるイベントに参加の予定です。
現在はモータリゼーションが急速に進んできていますが、日本の近代化をもたらした鉄道の歴史や素晴らしさを改めて見つめ直してみたいものです。