推薦入試受験者への指導
10月中旬より、大学の推薦入試を受験する生徒たちに対し、校長として個別の面談指導を行なっています。お蔭様で本校は多くの大学から学年の在籍者を上回る指定校の推薦枠をいただいていますが、受験者の選定にあたっては安易に本人の希望を優先するのではなく、本人の能力・適性を勘案すると共に将来の進路に対する意思確認を行なった上で決定しています。生徒達は授業があるため、どうしても面談の時間は昼休みや放課後になりがちですが、本日も4人の生徒とお会いしました。この面談を通じて私は三つのことを話しています。
一つは雲雀丘学園高等学校の生徒として、学園を代表しているという気持で受験にのぞんで欲しい。さすがは雲雀丘の生徒であると言われるよう服装、言葉づかい等身だしなみには特に留意すること。
二つは将来どのような仕事に就きたいのかという明確な目標を持つようにして欲しい。目標を持つことにより勉強に対する意欲が高まってくるのは間違いないということ。
三つは大学への進路が決まったからといって安心するのではなく残された高校生活を充実したものにすること。
私の好きな言葉に『萬年初歩 今日出発』がありますが、大学受験が終着点であるということではなく、常に新たな気持で取り組んで欲しいと願っています。
今日は「二十四節気」では霜降(そうこう)にあたります。半月毎の季節変動に対応して定められた個々の名前はその季節の特徴を言い当てるものが多数ありますが、霜降とは霜が降りると言う意味です。すっかり秋も深まり、鮮やかな紅葉が見られる素晴らしい季節を味わいたいものです。