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コミュニティカレッジを終えて

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 12月16日(土)、第9回のコミュニティカレッジを開催しました。コミュニティカレッジは現在県内の29の高校(公立21校、私立8校)で開講しており、本校では、本年9月から地域の人々によって創設された雲雀丘学園の創立の精神を振り返り、雲雀丘周辺の地域について地域住民とともに考えていくという趣旨で『地域に学ぶ・・・雲雀丘講座』をスタートさせました。学習は原則として隔週の土曜日に2~3時間、総計20時間にわたり、雲雀丘の歴史、考古学、自然・地形・地層、鉄道と宝塚といったテーマで本校の教員が講師となって学習を続けてきました。今回が講座の最終回にあたるため『これからの雲雀丘』というテーマで3つのグループに分かれて意見交換をしていただきました。私も一つのグループに出席しましたが、受講者からは「自分達が住む地域のことが解って大変勉強になった」「愛国心ということよりもまず地域を愛するという気持ちが大切だと思う」「先生達の熱意が伝わってきた」「是非来年も続けて欲しい」等の活発な意見が出されました。
 今回のコミュニティカレッジを通じて、講師である教員が知らなかったことを参加者の皆さんから逆に教えてもらうことも多かったようです。また、本校の「放送部」が受講生、講師に取材活動し『○○歳のヒバリ生』と題する作品を制作し、本年度の「兵庫県高校総合文化祭」にも出品しました。更に受講者の皆さんには文化祭や文化政策委員会主催の講演にも参加いただきました。
 最後に私から最終まで受講された36名の皆さんに終了証書をお渡ししました。今回の取り組みを通じてこれまで以上に地域と学校との連携も深まったように感じました。
 なお、明日は生徒の有志が地域の清掃活動に参加する予定です。これからもさまざまな活動を通じて地域社会とのしっかりとした繋がりを持つ学校づくりを進めていきたいと思っています。