授業納め式
12月22日(金)、先日の英語暗唱大会をはじめ各種の表彰を行った後、スキャンロン・ターラさんに履修証書を手交し、本人から挨拶をしていただきました。来日するまでに勉強をしていたということもありますが、この8ヶ月の日本語の上達ぶりは目を見張るものがあり、実に流暢で素晴らしい挨拶でした。普段、彼女とあまり接していなかった中学生達が羨望のまなざしで話を聞いていたのが印象的でした。
朝礼の後の授業納め式で 私は一年間の反省をしっかり行い、次に生かしていくこと大切さを話しました。手を開いて5本の指のうち、3本(中指・薬指・小指)を折ると親指は天を向き、人差し指は他の人や周りを指します。自分の目標が達成されないと、人は運が悪い(親指)、相手や周りが悪い(人差し指)ということを言いがちです。しかし、残る三本の指は自分の方を向いています。
進歩や成長というものは素直に反省し、自分のいたらなかった点を修正していくという姿勢がなければ到底実現できません。また、過去のことをいつまで引きずっていても前には進みません。どのようなことをするにも困難はつきものですし、人生には絶えず予期せぬ障害が待ち受けています。
この休みにしっかりと今年の反省を行い、新たな気持ちで信念を迎えて欲しいと思っています。
また高校3年生にとっては、いよいよセンター試験の本番が近づいてきました。しっかりと最後のつめを行い、万全の体調で臨んで欲しいと心から願っています。