マレーシアからの訪問者
12月22日(金)、西宮ライオンズクラブ国際交流協会から、役員の方の同伴で2名のマレーシアの高校生が本校を訪れました。
ポールというニックネームのMr Paul Low Kung Lingは南シナ海に面したクアラ・トレンガヌ出身であり、ジャッキーというニックネームの Mr Won Wei Jeiはタイとの国境に近いコタ・バルの出身です。共に父親がLionのメンバーであり、海外からの研修生を積極的に受け入れておられるとのことです。二人にとって日本への訪問は初めてで約一か月の滞在ということですが、この期間には新幹線に乗ったり、奈良や京都、広島を訪問したり、餅つきや茶道、書道の経験をする等極めて中身の濃いスケジュールになっています。今回は40名の生徒が一緒に来日し、それぞれ日本各地においてホームステイを行ない、日本人の生活を体験し多くの人達との交流をはかっています。日本食にもすっかり慣れ、とりわけ寿司やてんぷらは大好物とのことでした。
本校では半日の滞在でしたが、授業収め式に参加した後、ホームルームや大掃除を一緒に行ないました。二人とも簡単な日本語は理解できるようですが、何よりも驚いたのは中国語とマレー語と英語を話すことができ、またポールについては、これまでに中国、タイ、シンガポール、オーストラリア、カナダに行ったこともあり、色々な国の事情を知っているということです。
マレーシアはマレー人、中国人、インド人が生活を共にしているため、複数の言葉を話す人が多いようですが、日本語を理解することは将来大きなメリットになるはずです。二人が今回の経験を将来に生かしてくれることを願っています