ニュージーランド比較文化研修のスタート
1月11日(木)、ニュージーランド比較文化研修にあたっての結団式を行ないました。この研修はタウランガにあるニュージーランド国立ワイカト大学が主催するもので、高校の国際科の2年生を対象にこれまで毎年実施してきており、12回目を迎えることになります。今回の参加者は16名ですが、1月12日から3月18日までの9週間、ホームステイを通じて現地の生活を体験すると共に英語研修を行なうという予定になっています。
本日にいたるまでには、生徒達は研修にあたっての心構えや綿密な準備を重ねてきましたが、実際に明日に迫ると期待の反面、多少の不安もあるように感じました。
冒頭、私は「日本の常識は他の国では受け入れられないことも多い。今回の研修を通じて外から客観的に日本を見ることができるのは、将来にとって大いに役立つことになる。雲雀丘の生徒ということだけではなく、日本人という気持を忘れずに行動することがたいせつである。9週間という時間は全員同じだが、自ら積極的に行動して多くのものを吸収してきて欲しい。」という話をしました。
いずれにしても、親元を離れることによる自主・自律の精神の養成、英語力やコミュニケーション能力の伸長、異文化の理解等得るところは実に大きいものがあると思います。この研修を通じて生徒達が逞しく成長してくれることを期待しています。