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ニュージーランドからの便り

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昨日、夕方関西国際新空港から飛び立った飛行機が無事到着したとの第一報が入りました。南半球にあるニュージーランドは日本とは気候が逆になっており、この一月から二月にかけては一年のうちで暑い時期にあたります。しかし、日本のように冬と夏の寒暖差が大きいということはなく、せいぜい10℃程度しかありません。むしろ「一日の中に四季がある」と言われています。
 国土面積は日本の4分の3くらいですが、人口は約415万人しかいません。そのため1平方キロあたりの人口密度は約14人で日本の24分の1、GDP(国民総生産)は日本の2%に過ぎません。
私も二年前にニュージーランドを訪問しましたが、いたるところに牧場が点在し、多くの学校の運動場も広く芝生が張り巡らされており、国全体が緑におおわれているといった印象を受けました。
同国の歴史を紐解くと1642年にタスマンにより発見され、1769年にキャプテン・クックが南北両島を探検、先住民族であるマオリ族との激しい抗争を経て、1840年にイギリスとマオリ族の首長との間で締結されたワイタンギ条約により、イギリス連邦の中に組み込まれてきました。
 今回の研修地であるタウランガは北島東海岸にあり、ベイ・オブ・プレンティー(クックの命名による豊穣の湾)に面し、深く入り組んだ地形が天然の良港となり、国内でも最大規模の商業港として発展してきています。
 また、ワイカト大学は国内にある8つの総合大学の1つです。
 さあいよいよ、比較文化研修のスタートです。慣れないことが多いと思いますが、何事にも積極的に参加し元気で頑張って欲しいものです。