« 本番を控えた受験生の皆さんへ | メイン | 大学センター入試始まる »

自分自身を律する

 1月19日(金)、全学年の最後として高校2年生対象の寒稽古を行ないました。その後、来年の卒業アルバムに掲載する記念写真を撮影して今年の寒稽古の行事はすべて終了しました。明日からはいよいよ中学の入試が始まります。受験生の皆さんに快適な環境で受験していただくために、最後の授業終了後には全員で入念に教室や廊下、トイレの掃除を行ないました。
 入試の期間中は学校での授業ができませんので、生徒達は自宅学習日となりますが、今は長かった冬休みの後で、ようやく学校生活のリズムが出来上がってきた時点です。スポーツにおいても学習においても一日休むと元の状態に戻るのには最低でも一日、二日休むと二日というように、回復までに相当の日数がかかります。
 この機会に是非、気を緩めることなく通常の登校日と同じ生活のペースを維持すると共に、今年の目標を再確認して欲しいものです。
 一日24時間という時間はすべての人に平等に与えられています。私のこれまでの経験から見ても過密スケジュールをこなしている人ほど時間の使い方が上手ですし、何かをやろうとした時に時間がないという人に限って、案外無駄な時間を費やしていることが多いのです。
 〝やるべきメニューをしっかり作る。その上で手順を決める。〟という行動パターンを身につけることは、単に中学や高校時代における学習やスポーツ活動だけでなく、これからの人生におけるすべてのことに生かされるものです。
 人に言われたから仕方なしにやるという消極姿勢ではなく、自分自身を律するという気持で、規則正しい生活を心がけてください。