A日程中学入試を終えて
20日から、近畿地区の多くの私立中学において入学試験がスタートしました。兵庫県においては、私立中学35校のうち、33校で入試が行なわれ、総定員3860人に対し6269人が受験、実質倍率は1.62倍となり、昨年の1.47倍を上回りました。
本校でもA日程入試として国語、算数、理科の3教科と個別の面接を実施させていただきました。ほとんどの生徒は過去に出題された問題に目を通し出題の傾向と対策はつかんでいたため、教科毎の差はあったものの概ね昨年どおりの結果になったようです。面接にあたって、「過去に比べてレベルはどうでしたか」とか「どのような問題が難しかったですか」という質問をしましたが、やはり不得意科目が難しく、得意科目が易しいという答えが大半でした。苦手意識が学力の向上を妨げており、ちょっとした工夫で改善がはかれるように感じました。
昨日は、試験の後、全教員で厳正な採点を実施し再点検を行ないました。
しかし、一人ひとりの受験生のことを考えると、入試業務に関しては些かのミスもなく完璧に行なわなければなりません。そのため、本日も早朝から入念な見直しを行なった後、全員による入学者選考会議を経て合格者を確定しました。
受験者全員に入学していただくことができれば良いのですが、よりきめ細かい教育活動を進めていくためには募集人員を決めざるを得ないのが実情です。そのため、残念ながらご希望に添えない方も出てしまう結果となりましたが、何卒ご了承ください。
なお、B日程の願書受付は明日(22日)が締め切りとなっており、入試は23日(火)に実施します。
また、A日程の選考結果につきましては、速達便で郵送させていただきましたので遅くとも明日には到着する予定です。合格者に対する入学の説明会は28日(日)に実施しますので、到着後は速やかに入学手続きをしていただくようお願いします。