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JICA国際協力エッセイコンテスト2006

この度「JICA国際協力中学生高校生エッセイコンテスト2006」で入選を果たした中学2年生の住吉智子さんに表彰状を手交し、〝感動は努力の結晶〟という直筆の色紙をお渡ししました。
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JICAが実施する国際協力エッセイコンテストは,全国の中学生・高校生を対象に開発途上国の現状と国際協力の必要性について理解を深めてもらうとともに,これから国際社会の中で日本は何をすべきか, また,自分たちひとりひとりが何をできるかについて考えていくことを目的にしたものです。
本校では,社会科の授業を中心に国際協力について考え,自分の考えを作文に表し,このコンテストに参加しています。本年は,全国で中学28,123作品の応募があり,120作品が入賞,そのうち63作品が入選し、高校では15,962作品の応募がありました。
また、優秀作品を多数応募した学校に授与される「学校賞」に、5年連続で雲雀丘学園中学校と高校が同時受賞しました。この栄を受けたのは兵庫県では中学7校、高校4校ですが、昨年は高校1年生が国内機関長賞を受賞しています。
住吉さんは2月18日にJICA大阪での(茨木市)関西合同ブロック表彰式に参加し、中学生の受賞者を代表して受賞作である『一緒に走ろう』を朗読しました。その後の参加者交流会では,他校の受賞者やインド・バングラデシュ・フィリピン・ベナン・カンボジアなどの海外からの研修員の方と交流し,世界について考える有意義な時間を持ったとのことです。今後ますますグローバル化が進む中で、それぞれの国が〝共生〟という視点で国際協力をしていくことが必要になってきます。
日本が国際社会の中で指導的な役割を果たしていくためには、何が必要なのか、また一人ひとりが何をなすべきかをこれからも生徒達に伝えていきたいと思っています。