受験生の皆さんへ
2月8日(木)、明日の高校入試を控えて試験会場となる各教室やトイレ等の最終点検を行ないました。本年度はこの4月から新しいコース制を導入するということもあって、受験者は昨年に比し約100名増加することになりました。この結果、選抜特進は8、3倍、特進Ⅱは9、6倍、特進Ⅰは3、2倍という競争率になりました。トータルでも合格者は6人に1人ということになっています。多くの受験生の皆さんは本校だけではなく、公立・私立を含め複数の高校受験をされるというようになっているようですが、狭い門になっているのは間違いありません。
今、日本では高校の進学率が100%近くになっており、高校の義務教育化が叫ばれるまでになってきました。しかし、小学校、中学校、高校と上級学校に進むにつれて、不登校ややる気のない生徒が増加するという傾向にあります。
世界には学校に行きたくても学校にいけない、勉強したくても勉強できない、それも高校ではなく小学校にも行けないといった子ども達が数多くいます。むしろ、高校教育を受けることができる子どもの方が少ないといっても良いかもしれません。日本では上級学校に進学することに重きが置かれていますが、高校に行くことが目的ではなく、将来社会で役立つ力を育てるためのさまざまな知識や人間力を養成することが何よりも大切なのです。
受験生の皆さん、是非本校に入学して多くのことを学習し、将来世の中に貢献できる人材になってください。
どうか明日はベストコンディションで受験に臨み、実力を遺憾なく発揮してくれることを心より願っています。