前向きに生き抜く
二月、三月はまさに受験シーズンにあたり、日本のいたるところで、国公立、私立の大学、高校や私立中学の受験が実施されています。
本校も中学、高校共それぞれ二回の入試を行ないましたが、2月16日(金)で本年度の入試業務は終了しました。受験者の中には本校のみを専願で受験した人と他校との併願受験をした人がいます。本校を第一志望で専願受験し合格した人は自分の希望が叶ったということで、入学後のことを色々と思いめぐらせていることと思います。しかし、併願受験者の中には他校への進学を望んでいたのにもかかわらず、その夢が果たせなかった人も出てきます。
また、高校三年生も現在、大学の受験に挑戦していますが、うまくいった人もいる反面残念な結果に終わった人もいます。最終的に全員が希望通りの大学に合格できるとは限りませんが、その時点で全力を尽くして欲しいものです。
生徒にとって受験というのは大きな試練であるのは間違いありませんが、これからの人生においては、受験だけではなく、さまざまな試練が待ち受けています。そして、なかなか自分の思い通りにはならないものです。
この時に、大切なのは〝過去を引きずらない〟ということです。済んでしまったことをいくら嘆いてみたところでどうにもなりません。いつまでも過去を引きずっているとなかなか新たな挑戦をすることができません。
気持を切り替えて、前向きに生き抜きたいものです。