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卒業生に贈る~③感謝の気持を表す

 高校の卒業式も明日に迫りました。多くの高校3生の家庭では、学校生活の思い出や大学入試についての会話が交わされていることでしょう。
この高校時代の3年間、皆さんは随分色々な経験を通じて大きく成長したことと思います。皆さんはこれまで時には保護者に対して反発したり、心配をかけたり、悲しませたこともあったのではないかと思います。
しかし、保護者の物心両面における力添えがなければ、皆さんの今日はなかったのではないでしょうか。
本校の創立の精神の基本は〝親を大切にするという孝道〟です。
本学園の初代の理事長であった鳥井信治郎氏は常々「親孝行のできる人は何でもできる」ということを言っておられました。
皆さんが新しい門出を迎えるにあたって、最も喜んでおられるのは保護者の皆さんであるのは間違いありません。
卒業にあたって、皆さんから何らかの形で感謝の気持を表わすことが最大の親孝行になるのではないでしょうか。
そして、これからも孝道を心の中に刻み込み、折に触れて親孝行をして欲しいと思っています。