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雲雀丘学園小学校の卒業式に参列して

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 3月10日(土)、第五十七回雲雀丘学園小学校の卒業式が行なわれ、来賓として参列しました。
小学校の沿革を見ると、昭和24年(1949年)に雲雀丘小学校創設委員会が設立、川辺郡西谷村立小学校の分教場として開校され、翌昭和25年に学校法人「雲雀丘学園」が設立許可され、昭和26年に小学校本館が竣工されたということがわかります。人間で言えばもうすぐ還暦を迎えることになり、実に素晴らしい歴史を有しています。
10時から始まった卒業式は、5年生の吹奏楽の演奏で140名の卒業生を迎え、国歌・学園歌斉唱の後、卒業証書の授与が行なわれました。
月組・星組・雪組・虹組毎に担任が氏名を読み上げると、「はい」と元気よく返事をして起立、まだ背丈の小さい子ども達が登壇し、校長先生から「ありがとうございます」と答えて卒業証書を受け取る姿は本当に清々しく感じました。
式辞や祝辞では、それぞれ感謝の気持やPositive Thinking、親孝行の大切さをお話されましたが、生徒達は熱心に聞き入っていました。在校生送辞や卒業生答辞も実に立派に行なわれ、卒業の歌、送別の歌で式は厳粛なうちにも暖かな雰囲気の中で終了しました。
今回、卒業した生徒はそれぞれ異なる中学に進学しますが、本校にも多くの生徒が入学することになっています。この子ども達が、3年後には高校生に、6年後には大学生、10年後にはほとんどの人が社会人になります。
最も多感で、人間としてのしっかりとした基礎作りの時期を雲雀丘学園で送ることになる生徒達一人ひとりの育成について、大きな責任を感じると共に充実した学校生活を送らせてあげたいと思いました。