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マネジメント・サイクルをまわす

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 本校においては、「入口」「出口」「校内」という三つを固めることにより、良循環型の学校経営を目指しています。入口を固めるというのは、入学者の質・量の確保であり、出口を固めるというのは、望ましい生徒の進路の実現です。また、校内を固めるというのは、カリキュラムの充実や授業の密度や時間数の増大、教職員の資質向上、教育環境の充実といったことがあげられます。これらの三つを実現することにより、シナジー(相乗)効果が発揮されより良い学校づくりが進むことになります。そのためには、それぞれが当初の計画通りに達成されているかどうかを確認し、次の施策に結びつける、つまり『P-D-C-A』というマネジメント・サイクルを円滑にまわしていくことが必要です。
 しかし、これまではどちらかというと結果報告が中心になっており、課題の掘り下げが不十分だったようです。これでは教職員が課題の共有化をはかることができず、次年度に繋げることができません。
従って、本年からは機会ある毎に、計画したことが実際にやってみてどういう結果になったのかをチェックしていくようにしました。即ち、何ができて何ができなかったのか、その理由は何か、そしてどういう課題があるのか、更に課題解決のためにはどういう手を打たなければならないのかを明確にしていこうというものです。
 本日は、教職員を対象に、約1時間にわたり、〝入口〟である平成20年度の「中学・高校の入試」と〝出口〟である「大学受験」に向けての課題と取り組みについての研修会を実施し、入試広報部と進路指導部の責任者がパワーポイントを使って、本年度の結果分析と今後の課題について説明しました。
まだまだ不十分なところが多々ありますが、これからも随時このような研修会を実施していきたいと考えています。