合同職員会議の開催
4月27日(金)、雲雀丘学園の教職員を対象とした「合同職員会議」が開催されました。この行事は毎年、4月末に開催されていますが、校種を越えた教職員が一堂に会する唯一の場となっています。
最初に、業績表彰と20年、10年の勤続表彰があり、続いて常務理事から環境の変化へ対応するための学園としての方針が示されました。次に中・高校、小学校、雲雀丘幼稚園、中山台幼稚園の順に校園長から平成19年度の教育計画を発表しました。
私は、あまり日常的な交流もない中で、細かい内容の説明をしても、理解してもらうのは難しいと考え、
教育計画を作成するにいたった背景と理由を中心に話しました。
計画の策定にあたっては、〝第一に、自分達のおかれている状況を正しく掴む。そのためには外部の客観的な意見を素直に聞き課題を明確にする。第二に、将来どのような学校を目指したいかというあるべき姿を描き、その上で戦略を構築する。第三は、中期的な視点に立って平成18年から平成22年までの5カ年間にわたる中期計画をつくる。〟ということを中心に取り組んできた。そして、平成18年度にはコース制の導入という高校改革に着手し、それなりの成果を得ることができた。しかし、望ましい進路の実現を図るためには、中学・高校の6年間を通じて余裕を持って計画的に指導していくことがより重要である。 従って来年度は中学校に新しいコース制を導入するということを話しました。
会議終了後は、告.天舎において懇親の場が設けられ、校種を超えた交流の場が現出されました。
関西を代表する学園を目指すためには各校種が強くならなければなりません。
そのためには、教職員一人ひとりが学力においても人間力においても一流を目指していくことが何よりも大切であると感じました。