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他から学ぶ

 6月6日(水)、午前中京都市総合教育センターにおいて、京都市の新任校園長に対して『学校経営について』というテーマで講演を行ないました。京都市は門川大作教育長のリーダーシップのもと、日本の数多くの自治体の中でも特徴ある教育行政を推進されており、全国から注目を集めています。明治維新の動乱期に京都では町衆の力で全国に先駆けて公の小学校を64校作ったという素晴らしい歴史を有し、この史実からも〝子どもは社会の財産であり、地域のみんなで育てよう、そのためにはなけなしのお金を出し合おう〟という実に高邁な志を読み取ることができます。
 現在、京都市では〝今、日本は混迷の時代にあり、これを乗り切るためには何と言っても人づくりが急務である〟という考え方に立って、地域をあげてさまざまな取り組みが始まっています。とりわけ中学2年生1万人の3500事業所での5日間の就労体験や廃校になった中学校の校舎を改修した「京都まなびの街生き方探求館」における経済の働きや社会の仕組みを知る体験学習等には注目が集まっています。
 午後からは立命館大学の朱雀キャンパスを訪問し、前大阪府教育委員会の教育監で現在小中高の連携を推進されている接続教育支援センター教授の成山治彦氏と情報交換させていただきました。立命館では2006年に小学校を新設し、ロボティクスやそろばん等の特徴ある授業を導入されています。また小学校から高校までの12年間を3つのステージに分けて教育目標を設定する「4・4・4制」の教育システムを志向され一貫教育の充実をはかろうとされています。一方で人事の活性化をはかるため4つある中学・高校間での教職員の交流や新たな人事制度の検討等の取り組みにも着手されています。
 本学園は地元の皆さんの熱い思いで設立されたという経緯があり、幼稚園から小学校・中高等学校までを有しています。
他での取り組みを積極的に学ぶと共に更に地域社会との連携や学園としての総合的な戦略構築が必要であると痛感しました。
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