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日本での留学を終えて

変換 ~ 留学生2007.7.13 002.jpg
  7月13日(金)、約1年にわたる本校での留学を終えて帰国する2人の生徒とお話ししました。ティボー君はベルギーから、マリーナさんはフランスからの留学生です。2人は高校2年の国際科で勉強してきましたが、日本語の上達ぶりは目を見張るものがあります。先日は雨天のため、生憎全校朝礼ができませんでしたが、マイクを通して全校生に流暢な日本語で挨拶を行ないました。本日も教職員朝礼で原稿なしに立派なお礼の言葉を述べました。校長室では大部分が日本語での会話となりましたが、大抵の言葉は理解できるようになっていました。二人とも「日本に来て良かった。日本語も話せるようになったし、友達もたくさんできた。日本人は本当に親切だし、優しい。日本の食べ物では刺身や寿司、天ぷら等大好物になった。京都や奈良の寺院や神社は美しくて素晴らしい。是非もう一度、日本に来たい。」と話してくれました。私は日本人に対してアドバイスしてくれるとしたら、どういうことですかという質問をしました。これに対する答えは「日本人はシャイである。もっと自分自身をアピールした方が良い。」ということでした。帰国後、ティボー君は大学に進学することになっており、将来は語学の教師になりたい。マリーナさんは高校二年生として学校生活を送り、将来はティボー君と同様教師を目指したいとのことです。
私は二人に『心の絆を結ぶ』という言葉を贈りました。
  帰国後は是非、日本の国の良さを紹介していただくと共にベルギー、フランスと日本を結ぶ架け橋になって欲しいと思っています。