« それぞれの夏休み | メイン | 夏期教員研修会の開催 ~授業アンケート »

変貌する国公立大学

変換 ~ 校長2007.8.1 004 (1).jpg
   8月3日(金)、大阪府立大学大学院 工学研究科の小西康裕教授が来校されました。同教授は微粒子工学グループにおいて、〝微生物を資源循環や環境浄化に役立てるレアメタルの資源循環システム〟の研究を行なっておられます。同氏とは以前からの知り合いですが、今回来校された目的は是非本校から化学工学の分野に興味を持つ生徒を送って欲しいという依頼です。大阪府立大学では今年もこれは全国の国公立大学の中で最も早い時期にあたっています。色々と情報交換させていただきましたが、今大学は独立行政法人化に伴いさまざまな改革が進んでいるようです。
  その一つが、全国の国公立大学のトップを切って実施されるAO入試であり、今年は8月13日が1次試験日にあたっています。また、優秀な生徒を募集するために、教授・準教授等20名が中心となって、トータルで100校を目標に一人5つの高校を訪問しているとのことです。同教授の話では、最近の色々な動きは数年前までは全く想像できないことであるが、全員が危機感を持って取り組んでいるとのことです。そして、他の国公立大学も同様な動きになっているところが増えてきていると話しておられました。今回のAO入試には間に合わなくても、来年3月に実視する中期日程の一般入試には是非受験していただきたい。また、来年度以降については大学の説明の機会を与えて欲しいと熱っぽく語っておられました。
  まさに、今は私立、国公立を問わずあらゆる校種で改革が進められていることを実感しています。