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地球環境を考える

  8月8日の立秋から既に1ヶ月経過しましたが、秋という印象からは程遠いくらいの暑さが続いています。暦の上では8月23日が“暑さが止む”という意味の「処暑」であり、明日9月8日は“陽気ようやく重なりて露にごりて白色となる”(即ち、大気が冷えてきて露ができはじめるころ)といわれる「白露」ですが、このままでは本格的な秋の到来はまだまだ先かも知れません。先日のマスコミ報道によると、今年の8月の大阪の平均気温は、観測史上最高ということであり、日本各地で最高気温が人間の体温を上回る、40℃を超えることもありました。
  また、9月は日本列島への台風の襲来が多い月にあたっており、特に春分の日から数えてそれぞれ「210日」「220日」にあたる9月1日と9月11日は台風のピークになっています。しかし最近では、この台風到来の時期にも変化が見られるようになってきました。つまり、従来6月には5年に1個くらいの割合でしか来なかった台風が、ここ2~3年は年に2~3個になっていますし、10月になってからも大型台風が発生する等の異常気象が続いています。これらは、現在問題になっている地球の温暖化と密接な関係があることがわかってきました。
  我々が住む地球ではこの温暖化をはじめ大気汚染、酸性雨、砂漠化、河川・海洋汚染等様々な環境破壊が急速に進んできています。そしてこの大部分は我々自身がつくり出してきたものなのです。今一度、環境について考えて見たいものです。これから折に触れて環境に関する情報をお届けしたいと思っています。