本番に備えた体調管理
10月10日(水)全校朝礼に引き続き、後期生徒会役員の承認式を行いました。全校朝礼では「本番に備える体調管理」というテーマで話をしました。
〝何をするにも「本番で自分の持てる力を発揮する」ということが重要です。折角 努力を継続してきても、肝腎の本番の際に持てる実力を出すことができなければ、それまでの努力は水泡に帰してしまう、ということになります。最も大切な本番にもかかわらず「病気のため休まざるをえなかった」とか「発熱や体調が優れなかったために十分な力が出せなかった」というケースは多く見受けられます。これから高校3年生は大学受験の本番を控えていますし、部活動の試合にも出場することでしょう。しかし、万全のコンディションで臨まなければ、それまでやってきた学習や練習の成果が生かされないことになります。また、皆さんが社会人になってからも、何度も大切なイベントを乗り切る必要が出てきます。
体調が優れない主な原因としては、大きく3つがあげられます。
1つ目は、暑い寒いといった温度や、乾燥しているじめじめしているといった湿度、細菌やウィルスに犯される等の外的要因があげられます。
2つ目は、怒る・恐れる・悲しむ・驚く、などといった感情・情緒といった内的要因です。
3つ目は、悪い姿勢・食べ過ぎ・偏食・運動不足・働きすぎ・ストレス等の内外以外の要因です。従って本番で思い通りの成果を挙げるためには、日常生活においてこの3つのことに留意し、抵抗力や自然治癒力をつけることが重要です。栄養のある食事を摂る、無理をしすぎない、適度に身体を動かす、悪いことを考えすぎない、しっかり睡眠をとる等を心がけ本番に備えてください。〟
生徒会役員の承認式の後、会長はじめ役員の皆さんからそれぞれ抱負が発表されました。
役員を中心に一人ひとりが自ら学校をつくるという気持で取り組んでくれることを期待しています。