ホームステイを通した心の交流
今回のヘルベルト校の生徒に対するホームステイについては、本校生徒の保護者の皆さんに受け入れをお願いしました。しかし、付き添いの2名の先生の宿泊に関しては生徒のご家庭にお願いすることはできないため、本校の先生方で対応することにしました。もし、調整がつかないようなら私の家でも良いかなと思っていましたが、通勤時間が一時間半以上もかかります。どうしたものかと思案していましたが、たまたま私の高校時代の友人で学校の近くにお住まいになっている方のことを思い出し、ホームステイの受け入れをお願いしたところ、快く引き受けていただきました。友人は元大手の商社マンで海外勤務の経験もあり、奥様は英語の教師をされています。先生は英語が話せるので、コミュニケーションという点では全く問題がありません。
昨晩は、友人ご夫妻を交えて夕食をともにしましたが、先の日曜日にはわが国の伝統建築である京都の萱葺(かやぶき)の住居の見学に案内いただいたようです。また、奈良への観光にも生徒や保護者の皆さんと共に参加され、興福寺の五重塔や東大寺、春日大社などを見学していただきました。
今回は本当にお世話になり、心より感謝しています。
私も海外でのホームステイの経験がありますが、いずれも暖かく迎えていただきました。今でもその国に対する好印象を持ち続けています。私の友人の中には、積極的に海外からの留学生や短期の研修生を受け入れる等のボランティア活動を行なっている人もいます。
これからもこのような国際交流を通じて、国を超えた心のつながりを大切にしていきたいと思っています。