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日能研特別セミナーの開催 

校長先生 学校紹介
マンドリン部 放送部
                             ※本校の講堂で発表する生徒たち

  11月23日(金)、本校において日能研の模試が行なわれ、300名を超える小学生が朝9時から受験しました。試験は昼過ぎまで実施されるため、この間を利用して付き添いで来られた保護者を対象に「特別セミナー」が開催されました。本校を知っていただく機会ですので、本校のギター・マンドリン部の演奏と放送部による部活動の発表、続いて私から“社会で役立つ力と雲雀丘学園”というテーマで講演しました。参加者は約70名でしたが、学校の雰囲気はある程度つかんでいただいたのではないかと思います。

  その後、日能研関西の小松原代表から次のような話がありました。
「生徒や保護者に喜んでいただける学校づくりが基本であり、そのためには何と言っても先生がポイントである。それぞれの学校において、生徒にあったカリキュラムを作っているが、いかに生徒達の意欲を引き出し学習に取り組ませるかが先生の役割である。また、どのような友達を持つかも重要であり、お互いに色々なことを学んでいく。これから子ども達は大きく成長していくことになる。私学の良いところは中学・高校の6年間で、じっくりと子ども達を育てることが出来るということだと思う。そして、学校選びにあたっては、偏差値はあくまで目安と考えて欲しい。『鶏頭牛後』という言葉もあるように、その学校が子どもの水に合っているかどうかをよく見極めることが大切である。最後に、受験ということを意識し、勉強することに火がつき始める時期でもある。これから受験までの間は、新たなものに取り組ませるのではなく、是非これまでやってきたことを踏み固めていただきたい。そうすれば、まだまだ学力は伸びる。」
 保護者の皆さんも熱心に聞き入り、大きく頷いておられました。

  現在、6年生の子ども達もあと10年経つと社会人になります。その時の社会はグローバル化の進展や技術革新によって大きく変化しているのは間違いがありません。その時代に活躍するためには、基礎・基本の学力や人間力を身につけておかなければなりません。そのためには中学・高校時代は極めて大切であり、今後とも生徒の育成ということに視点をあてた取り組みを展開していきたいと思っています。