クリスマス・イブ
本日12月24日はクリスマス・イブということで、町中いたる所がクリスマスツリーや電飾で飾られ、ケーキやプレゼントの箱を持った人を多く見かけ、この時期独特の賑わいを見せています。
クリスマスツリーの発祥はアダムとイブの智恵の木(リンゴ)であると言われています。葉が落ちるリンゴの木の代わりに、一年中葉が落ちないモミの樹を用います。飾り付けに使う光沢の玉はリンゴの実、頂上に飾る星はキリスト降誕の星であると言われています。
クリスマスケーキを日本に広めたのはお菓子メーカーの不二家であると言われています。日本のクリスマスケーキは、生クリームをふんだんに使い苺やチョコや砂糖細工で飾られたものですが、こういったケーキは日本だけのものです。フランスのケーキはブッシュドノエルという丸太を模ったココアのケーキ、ドイツではシュトレーンというフルーツやナッツのパンケーキを作ります。イギリスでは家庭ごとにレシピが違う蒸しパンのようなプディングを作り、中にコインなどを入れて運勢を占ったりするそうです。ケーキにロウソクを灯したりするのも日本はじめ数カ国だけの習慣のようです。
わが国においてクリスマスといえば、クリスマスパーティーやクリスマスプレゼント、クリスマスディナーやクリスマスセールといった、賑やかなお祭りであり宗教色の薄いものになっています。クリスマスのルーツは古代ローマにまで遡り、非常に宗教色の強いものでした。
このことについては、続いて明日紹介しようと思います。