つもりちがい10カ条
『実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな』という詠み人知らずの俳句がありますが、人は何歳になっても常に素直に学ぶ姿勢が必要です。私自身を振り返って見ても、人間力をはじめマネジメント力、専門知識、教養等どれを取ってもまだまだ未熟な面が多く、いたずらに馬齢を重ねてきているように感じています。
以前に、佐藤一斎の『少にして学べば則ち壮にして為すことあり、壮にして学べば則ち老いて衰えず、老いて学べば則ち死して朽ちず』と言う言葉を紹介しましたが、人間は究極のところ死ぬまで勉強し続けることが大切であると思っています。
ある方から、「つもりちがい10カ条」というものを入手しました。自分自身に当てはめてみると反省すべき点が多いので、自宅の壁に貼って毎日読み返しています。
高いつもりで低いのが 教養
低いつもりで高いのが 気位
深いつもりで浅いのが 知識
浅いつもりで深いのが 欲望
厚いつもりで薄いのが 人情
薄いつもりで厚いのが 面皮
強いつもりで弱いのが 根性
弱いつもりで強いのが 自我
多いつもりで少いのが 分別
少いつもりで多いのが 無駄
皆さんそれぞれに、感じることがあると思いますが、これからも印象に残る言葉があれば順次紹介していきますので、参考にしていただければと思っています。