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社会で役立つ力とは~日常の健康管理

  社会で活躍するためには、健康であるということが前提ですが、この当たり前のことが案外解っていないというケースが散見されます。そして、病気になって初めて健康の有り難さに気づくのです。皆さんの中には、日常生活において随分無理をしている人が多いのではないでしょうか。私自身も若い時には食事について深く考えなかったり、徹夜をしたりすることも多かったように思いますが、何とか乗り切ってきました。しかし、不摂生のつけは必ず自らの身に降りかかってくるものです。
  昔から健康のバロメーターとして、「快眠」「快食」「快便」と言われていますが、こういった基本的な生活習慣が極めて大切なのです。〝場所が変わっても熟睡できる。好き嫌いなく何でも食べることができる。〟というようなことは、これから国際的に活躍する人にとっては大きな武器になると思います。
  特に、日々の食事は生命を支える最も基本的な営みですが、最近の子どもや若者達の食生活を見ると、早急に改善しなければならないことが多々あるようです。
  政府も食育に関しての課題を提起していますが、家庭と学校においても真剣に取り組んでいく必要を感じています。これから機会を見つけて、このテーマについて紹介していきたいと思います。