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社会で役立つ力とは~学校と家庭との連携

学級懇談会
      保護者との懇談会の様子

  これから将来の日本を背負って立つ子ども達を育てるためには、国民の総力を結集していかなければなりません。そのためには、国や企業、大学、高校、中学、小学校、幼稚園、家庭、地域社会でそれぞれ取り組まなければならない課題がありますが、それぞれが他の批判をしていても前には進みません。
  よく講演会の冒頭、教育関係者や保護者、一般の方を対象に「学校教育に満足しているか?」「家庭教育は十分できているか?」「地域が一体となって子どもを育てているか?」という質問をしますが、残念ながら肯定的な回答はほとんどありません。この状況を打破するためには、具体的にどのような取り組みをしていくのかを決め、推進していかなければなりません。
  地域社会との連携も大切ですが、子ども達の育成のためには、何と言っても家庭と学校での教育が中心になるのは当然のことです。
  本学園では、家庭と学校とが連携して子ども達を育成するという「共育」を大きな柱として位置づけていますが、家庭の果たす役割は極めて大きいものがあります。
  これまで何度も申し上げているとおり、基本的な生活習慣や躾、思いやりや優しさ、感謝といった人間としての根っ子の部分は、是非とも家庭で身につけていただきたいものです。
  これから家庭で取り組んでいただきたいことを、順次お願いしていく予定ですが、まず「家庭での食育」について何回かに分けて取り上げていきたいと思っています。