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PTA総会の開催と役員の新体制

総会全体 校長挨拶

  2月29日(金)、恒例のPTA総会において来年度の役員体制が決定されました。本校ではさまざまなPTA活動を行っていますが、今回は会長をはじめ多くの方が引き続いて役員に就任していただくことになり心強く感じています。
  総会は、会長の挨拶の後、私から保護者の皆さんに学校の近況について次のような話をしました。

〝平素、保護者の皆さんには学校の教育活動に対し、ご支援、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
この2月から新年度の初めである4月までは、高校・中学の卒業式、入学試験、大学受験、新年度の組織・人事体制、入学式と年間を通じて、最も慌しい時期にあたっています。先日の20日には、記念すべき第50回目となる高校の卒業式を行ない、221名の生徒達をお送りしました。また、3月19日には中学の卒業式を実施することになっています。
  さて、本校においては、現在、新しい学校づくりを目指してさまざまな取り組みを実施してきていますが、基本的な考え方は二つです。
  一つ目は「創設の精神に立ち戻る」、言い換えると「将来社会で活躍するリーダーの育成」です。二つ目は、これまで取り組んできた「中学・高校の学校改革の集大成」ということです。
つまり、6年前に中学3年に「応用」と「標準」コースを、高校進学時に「応用Ⅰ類」「Ⅰ類」を設置しました。その最初の学年が先日卒業した50期生ということになります。学校づくりにあたっては、「入口」「出口」「校内」を固めていくことが大切であると思っています。
  「入口」を固めるというのは、入学者の質・量の確保ですが、お蔭様で中学の志願者は583名、高校の志願者は760名と過去最高になりました。
  次に、「出口」を固めるということは、進路の実現をはかることです。後ほど、進路指導部長から報告させていただきますが、大学入試の合格者についてはこれから発表される国公立の結果待ちという状況ですが、何とかよい結果を出してくれるものと期待しています。
最後の「校内」を固めるということについては、高校と中学におけるコース制の充実をはかると共に、授業の質的向上をはかっていきたいと考えています。新しい教職員もお迎えし、新たな気持ちで取り組んでいきたいと思っています。
  本校は「人間教育の充実」と「学力の向上」を基本テーマに掲げていますが、子ども達の育成のためには、学校の取り組みだけでは不十分です。そのためには家庭との連携である≪共育≫、また、子どもと保護者、我々教職員が共に学習するという≪共学≫の姿勢が何よりも大切です。
  最後になりますが、19年度の役員の皆様には、暖かいご支援をいただき有難うございました。また20年度の役員の皆様にはこれからご苦労をおかけしますが、宜しくお願いします。〟