平成20年理事会・評議員会の開催
新年度を目前に控えた3月25日(火)、10時より平成20年雲雀丘学園理事会・評議員会が開催されました。本学園では、各企業の代表者や地域の著名な方々、学識経験者、PTA代表の皆さんに理事や評議員への就任をお願いし、適宜ご意見やアドバイスをいただいていますが、例年年度末と中間時点の年2回、理事会・評議員会が開催され、事業計画や予算案の承認と各校種からの教育計画の報告が行なわれています。
冒頭、鳥井理事長からご挨拶があり、役員・評議員の選任、平成19年度の事業報告・決算見込みの報告、平成20年度事業計画・予算案の承認決議が行われました。
次いで、常務理事から20年度における学園の教育並びに経営方針と中学・高校、小学校、雲雀丘幼稚園、中山台幼稚園からそれぞれの教育計画の説明を行ないました。
私も、平成18年4月に着任以来、この2年間で取り組んできた学校改革の現状と創立60周年にあたる平成22年度(2010年)までの中期計画についての基本的な考え方や具体的な取り組みについての説明を行ないました。
出席メンバーからは、道徳や人間教育のあり方、新しいコース制、生徒の確保、学力の測定の仕方、教職員の資質向上、幼稚園・小学校・中高の連携等についての活発な意見が出されました。
現在、私学を取り巻く環境は大きく変化してきています。少子化が進む中にあって、学校間の格差はますます拡大し、二極化してきています。このような中にあっては、常に改革するという姿勢が大切であり、立ち止まるということは退歩を意味します。
本日は、出席者全員から貴重なご意見・提言をいただき、実に有意義な時間を持つことができました。このような素晴らしい理事・評議員の皆さんにご支援いただけるというのも本学園の強みの一つではないかと感じています。これからも、教職員全員が力を合わせて新たな取り組みを展開していきたいと思っています。