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祝日の意義

 本日(5月3日)から5月6日までは4連休ということになるため、この期間に帰省したり旅行に出かけたりする人も多いようです。5月のこの時期はゴールデンウィークと呼ばれていますが、昨今では長い休みの過ごし方ということが先行しており、祝日の意義は薄らいできているように感じられます。
  5月3日は〝日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する〟という『憲法記念日』、
  5月4日は〝自然に親しむとともに、その恩恵に感謝し、豊かな心を育む〟という『みどりの日』、
  5月5日は〝こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに母に感謝する〟という『こどもの日』、
  5月6日は〝日曜と祝日が重なった場合の振り替え休日は、その後においてその日にもっとも近い国民の祝日でない日とする〟という定めによる『振り替え休日』です。今年については、4日(日)の振り替えです。
  このうち、5月4日の『みどりの日』は、これまで多くの変遷を経て昨年に制定された最も新しい祝日です。みどりの日が最初に制定されたのは、1989年に昭和天皇が崩御されたことによる天皇誕生日からの変更でした。その後、昨年から4月29日が「昭和の日」として制定されたのに伴い、みどりの日を5月4日に移行させることになりました。
  現在、わが国の祝日は15日ありますが、それぞれの制定の意義をしっかりと確認しておくことが大切なのではないでしょうか。