« 秒速2メートルで泳ぐ | メイン | エコライフのすすめ~京都議定書の取り決め »

エコライフのすすめ~環境問題のとらえ方

IMG_0641.JPG

  今、地球の温暖化をはじめとする環境問題については、国境を超えた全人類の共通の課題として座視できない状況にあるのは間違いありません。
  既に、お知らせしていますが、本校では本年度より、サントリー株式会社の支援をいただき、環境教育を教育の一つの大きな柱にして取り組んでいきたいと考えています。しかし、環境に関しては、単に座学として勉強すればそれでおしまいというものではありませんし、いくら環境に対する豊富な知識を習得したとしても、その後の行動が続かなければ、良い方向に変わっていくことはできません。生徒達が環境問題を自分達のこととして考え、自主的に生活の改善をはかっていって欲しいと思っています。

  昨今、マスコミ等では連日のように、地球温暖化、オゾン層の保護、大気環境の全、水環境、土壌環境、地盤環境、廃棄物対策、化学物質対策、森林保全、自然環境保全等といったことが取り上げられています。しかし、大上段に構えて、環境という問題に取り組もうとすると、恐らく話が大き過ぎて立ちどまってしまうことになってしまいます。大切なのは「人間の行動そのものが環境に問題を引き起こしている」というようにとらえることではないかと思います。
  つまり、「環境問題というのは人間問題である」と受け止め、ごく身近な易しいことから行動に起こしていくことが何よりも必要なのです。我々のまわりには、これまで意識せずに環境を悪化させてきたことがたくさんあります。
  これから、何回かにわたり、これらのものを取り上げていきたいと考えています。