環境教育について~④凡事徹底を体得させる
登校時のあいさつの様子
これまで、〝人間教育にあたっての特効薬はない。簡単なこと、あたり前のことをあたり前にする凡事徹底が何よりも大切である。〟ということを何回もお話してきました。本校では、わかりやすい例として「爽やかな挨拶」「きっちりとした服装」「ルール・マナーの遵守」の三つに注力してきました。まだまだ十分とは言えませんが、日々の指導により着実に良くなってきているように思います。この度、人間教育の大きな柱にするという方針のもと環境教育をスタートさせましたが、身近な簡単なことを着実にやるという凡事徹底については更に継続していきたいと考えています。
学校全体の取り組みとしては、照明や冷暖房等の不必要な電気を減らす、ゴミになりそうなものは学校に持ち込まない、また発生したゴミはキッチリと分別する、水道水を無駄にしないといったことを行なっていますが、この他にも環境に配慮した取り組みは数多くあります。
また、家庭や地域でやれることも、みんなで協力し合えば、いくらでもあるのではないでしょうか。最近、生徒達の中にも、家族と話し合ってマイ・バッグやマイ箸を持参したり、待機電力削減のための工夫をしている人が多くなっているようです。
私もこれまで社会で活躍している人を何人も見てきましたが、この人達は例外なく凡事徹底を実践されていると言っても良いと思います。簡単なことができない人に難しいことは絶対にできません。
生徒達が、凡事徹底を体得することによって、人間力の練磨をはかっていって欲しいと思っています。