隗より始める~省エネ商品への切り替え
早いもので1年の半分が過ぎ、本日からは7月ということになりました。本校では6月に続いて今月も環境月間ということで活動していく予定です。
以前にも述べましたが、環境問題は人間の活動が引き起こした問題であり一人一人が自らの問題として真剣に取り組んでいかなければなりません。
最近、生徒達と話していてもそれぞれの家庭において、マイバッグの持参や節電・節水等色々な試みをしていただいているようで心強く感じています。
私も環境に関するさまざまな現状について毎日勉強しながら、自動車の使用を減らす、米のとぎ汁を植木の水やりに使う、エコ・クッキングを心がける、生ゴミを肥料化する等、身近なできることから始めることにしています。
その一つに省電力商品への切り替えがあります。先日近所の電気店の方が来られて最新の商品の説明をお聞きしました。これによると、各メーカーが競って省エネルギーの商品開発を行なった結果、ここ数年すべての商品で大幅な省エネが実現されているとのことでした。とりわけ家庭の中で最も消費電力が多いのはエアコンで全電気代の23%、次いで冷蔵庫17%、照明器具16%となるようです。そこで、わが家でも順次新しい商品に切り替えていくことにしました。今回取り付けてもらったエアコンは約10年前のものに比べると、消費電力が何と4割も削減できるということなので、年間の電気代の節減により、買い換えた商品の代金はいずれ回収できることになりそうです。
“隗より始めよ”という言葉がありますが、これは言い出した人から始める、身近な事から始めるという意味です。環境教育を進めるにあたって、これからも自ら率先して身近なことから実践していきたいと思っています。