授業アンケート結果検討会の開催
7月9日(水)、職員会議の後、先日実施した授業アンケートに対する教科毎の検討会を実施しました。 この授業アンケートについては、以前は各人毎に実施するというやり方でしたが、一昨年より学校全体の取り組みとすることとし、全生徒が自分の受けているすべての授業に対して答えるということにしました。アンケートは、大きく「担当の先生の授業について答えてください」という内容と「授業を受けている自分を振り返ってみてください」という内容に分かれています。
《担当の先生の授業について》は、
①内容に興味を引き変化をつける工夫がされていた ②説明の仕方がわかりやすい ③板書やプリントがわかりやすい ④ 授業のスピードはどうですか
また、《授業を受けている自分を振り返って》は、
①授業の準備をすませ、ベル着ができていますか ②授業を真剣に受けていますか ③この科目について家庭で学習していますか(予習・復習・宿題)④考査準備はどれくらい前から初めましたか
このアンケートは、授業別(担当教員別)、教科別、クラス別に集計されるため、個々の課題がかなり明確になっています。
各教科の先生方は、それぞれのアンケートの結果に基づき、感じたことを述べ合うことになっています。従来、この検討会は夏休みに実施していましたが、補習やクラブ合宿、勉強合宿等で全員が参加することが難しいこともあったため、今回は一月繰り上げてこの時期に実施しました。また、定期(前期中間)考査の結果も出ているため、この反省もあわせて行なうことにしました。
各先生にとって、アンケートの結果は気になるところですが、生徒の学力が伸びているのかどうかという視点で分析が大切です。そのためには各教科として、定期考査のあり方、模試の活用、教科書・副読本の選定、授業時間数の検討、カリキュラムの見直し等の検討を総合的に検討していくことが必要です。今後とも、すべての先生が自らの授業のレベルを上げていくということに全力で取り組んで欲しいと思っています。