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リフレッシュをはかる 

  〝夏期休業中には普段できない経験をしよう〟ということを生徒達には伝えていますが、このことは教職員にも当てはまります。よく「学校の先生は夏休みが多くていいですね。夏休みはどうされるのですか。」という質問をお受けしますが、これはあまりにも今の学校現場の実態をご存じないからではないかと思います。夏期休業に入る前には、それぞれの先生に勤務の計画を申告してもらうことにしていますが、この期間には勉強合宿、宿泊研修、補習、部活動の指導や合宿等が予定されており、のんびりと夏休みを過ごすというような余裕はないようです。中には、ほとんど休みが取れないといったケースも見受けられますが、これが毎年状態化することのないようにしていかなければなりません。
  本校では、昨年より完全週6日制に移行して二年目になりますが、土曜日出勤に伴う『振替休日(半日)』も十分取得しきれない、土曜日の午後には色々な行事が入る、休日にも部活動の指導や試合の付き添い等が加わるということも散見されています。そして、残念なことに、私の場合もこのパターンに陥っているのです。
  学校の先生は常に、教科指導力や人間力を高めるための自己研修や研鑽が必要であり、これを怠ると過去の資産を食い潰すということにもなりかねません。また、全く休息をとらずに連続して行なうより、メリハリをつける方がより効果が上がることが多くのケースで実証されています。従って、夏休みには思い切ってリフレッシュする日を見つけ出すことが大切ではないかと思います。
  本校では、8月13日から15日の3日間は特別休暇になっていますので、この前後に代休や年休を積極的に取得し、リフレッシュして欲しいと思っています。

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