他校に学ぶ~天王寺高校
7月18日(金)午後、大阪府立天王寺高校を訪問しました。同校は1896年(明治29年)に大阪府第五尋常中学校として創立、1901年(明治34年)に天王寺中学校と改称、戦後1948年(昭和23年)に天王寺高等学校と改称、夕陽丘高等学校と教員・生徒交流により男女共学校として再スタートしました。また平成に入ってからは新校舎竣工、理数科設置、土曜日に「桃陰セミナー」開始、2003年エルハイスクール、2004年スーパーサイエンススクールに指定される等、輝かしい歴史を有しておられます。
本日は今年4月に赴任された兵庫校長先生や藤田教頭先生、和田教育部長から「45分授業」「プレ中間考査」「土曜日の活用」「クラブ活動と学習の両立」「模擬試験の実施方法」「センター試験対策」「授業評価」「ビジョンの策定」等、広い範囲にわたる取り組みについて色々とお話をお伺いしました。
印象に残ったのは、生徒が明るく挨拶をしてくれたこと、徹底的に自学自習の校風を追及されていること、部活動と学習の両立をはかるためメリハリのある教育活動を推進されていること(週1回の休養日と18:05までの完全下校の徹底、土曜日練習のクラブに対する自主学習の義務付け等)、教員の教科指導力を徹底して向上させるために、天王寺高校としての教員のスタンダードを確立させておられること等です。
本校としても参考になる点が数多くあり、今後前向きに検討して良い点は積極的にとり入れていきたいと思いました。